子どもたちにとって運動会は大好きな行事のひとつ。
たくさん練習をして、親にいいところを見せようと頑張る姿が健気でかわいいですよね。
そんな我が子の頑張りを祖父母にも見せてあげたいですし、祖父母としてもかわいい孫の晴れ姿はぜひ見たいものです。
実際、幼稚園の運動会に祖父母が見に来ている光景もちらほら見かけますよね。
でも祖父母を招待するか迷う人も多いとか。
呼ぶならやっぱり両家ともに声をかけるのが平等でしょうが、遠方の場合はどうしたらいいのでしょうか。
親、祖父母、子どもの各視点から、運動会の観覧について考えてみたいと思います。
幼稚園の運動会に祖父母は見に来るもの?
地域にもよりますが、祖父母が運動会を見に来ることは珍しくないです。
都会では少ないようですが、田舎になると祖父母に限らず伯父伯母(叔父叔母)イトコなど親戚総出で押しかけるところもあるそうですよ。
園庭の広さなどで参加人数が決められている幼稚園もありますが、運動公園などで行う園では身内がたくさん来ることはよくあります。
ただ、県をまたぐなど、来るのに時間がかかるような場合は祖父母の負担も大きくなるので敢えて招待しなくてもいいかもしれません。
片方がご近所で、片方が遠方の場合は一応両家に声をかけておいて、あとは当人たちにお任せしておきましょう。
運動会は見行きたい?見に来てほしい?
では、各世帯の運動会への考え方を見てみましょう。
祖父母はどう思う?
孫の成長を見られるチャンスなので、ぜひ見たいですよね。
祖父母の観覧は年々増えているようです。
これは、少子化の影響で孫が少なくなっているので、1人1人に集中しやすいためではないでしょうか。
孫にかける時間や手間が増え、運動会も他の孫と重なることなく見に行けるようになったんでしょうね。
家族スペースの他に敬老席などを設けている幼稚園もあるそうですよ。
両親の考え方は?
夫婦それぞれ自分の親には見てほしい人が多いみたいです。
でも相手の親となると気を遣ってしまいますよね。
特に奥さんの方はお姑さんが来るのを「心から大歓迎!」とはいかなさそうです。
- 天候によってはまだ暑かったり、観覧スペースが十分に取れず、しんどい思いをさせてしまいそう
- 子どもを追いかけるのでしっかりお相手ができない
- 気疲れする
- 大人数のお弁当を準備できる自信がない
- 終わってからも自宅に招いておもてなしをしないといけない
など、考えることが山ほどあります。
でもこれらはお姑さんに気持ちよくあってほしい、良い嫁でありたいという気持ちの裏返しです。
祖父母は「行きたい」、両親は「ちょっと負担」と思いに行き違いがあるようですが、運動会は子どもが主役。
どうするのが子どもにとって1番良いかを考えたいですね。
子どもはどうかな?
では肝心の子どもの気持ちはどうでしょうか。
おじいちゃんおばあちゃんが来てくれるとやっぱり喜びますよね。
お弁当だって、みんなで食べる方がおいしいです。
いつも以上に張り切って、楽しんでくれるかもしれません。
子どもが祖父母に来てほしいと思っているなら、悩んでいるのはどうやら両親だけのようですね。
最近、祖父母がお弁当を作って持ってきてくれるという家庭が増えているんだそう。
他にもトイレの間に荷物を見ておいてもらったり、写真やビデオを撮ってもらったりと祖父母がいてくれて助かることはたくさんあります。
お姑さんは、運動会の準備が大変なこともちゃんと知っていますよ。
こんな日ぐらい肩ひじ張らず、甘えられるといいですね。
まとめ
- 祖父母を招待するのは全国的には珍しくない
- よほど遠方でなければ両家ともに声をかけておきたい
- 祖父母は孫を見たい、孫は祖父母に見てほしい
- 親だけが、祖父母にも見せたいけど来てもらうと考えることが多くて負担に感じる
祖父母との関係性にもよるでしょうが、見てほしい子どもと、見に行きたい祖父母の気持ちが重なっているなら、親は大変ですが1日ぐらい頑張ってみてもいいかもしれませんね。
以上、「運動会に祖父母を招待するのは普通?呼ぶなら両家とも?」でした。
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